赤ちゃんの手元供養について

※最終更新日:2026/5/29
(内容は日々追記・アップデートしています。)

赤ちゃんの手元供養について

※最終更新日:2026/9/25
(内容は日々追記・アップデートしています。)

Title

※はじめに※

死産した赤ちゃんの遺骨(お骨)は、自宅での手元供養、お墓・納骨堂への納骨、お寺や霊園での永代供養、分骨して手元供養と納骨を併用する、といった方法から選ばれています。納骨の時期に法律上の期限はないとされており、急いで決める必要はありません。

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 流産・死産・新生児死を経験したママ・パパ313名のアンケート結果

(2023年9月、soramusubi調べ)
・お骨を残せたママ・パパの80%以上が、手元供養を選んでいました
・お骨を残せた方のうち、納骨した方は13%でし

・納骨していない方の中には、「いずれ納骨する予定」の方と、「納骨する予定はない・自分たちが旅立つときに一緒に納めてほしい」という方がいらっしゃいました

死産した赤ちゃん、生まれてまもなく旅立った赤ちゃんの手元供養やお骨の実態について、アンケートを実施し、313名の天使ママ・パパがご回答くださいました。

これから赤ちゃんとのお別れを経験するママ・パパにとって、少しでもお役に立てればと思い、アンケート結果をシェアいたします。

【この記事のデータ】

調査対象:流産・死産・新生児死を経験した天使ママ・天使パパ
 回答人数:313名
 調査方法:Instagramアンケート・質問ボックス・DM
 調査期間:2023年9月
 執筆:soramusubi代表

(わたしたち自身も死産を経験した、ひとりの親として執筆しています)  
 最終更新:2026年9月25日

お子さまのお骨に関する非常にデリケートな内容です。

お骨を残せた方、残せなかった方、さまざまな背景があります。

どうかご自身のお気持ちを優先し、無理のない範囲で見ていただければ幸いです。

 

※この記事は、たくさんの天使ママ・天使パパが、深い悲しみの中でも、他のママ・パパのためになればと、つらい気持ちをかかえながらもご経験を教えてくださいました。
当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。ご協力いただいたママ・パパのお気持ちを守るためにも、お願いいたします。

目次

★死産した赤ちゃんの遺骨はどうすればいいですか?

★手元供養とは?赤ちゃんとの過ごし方

*手元供養のやり方

*遺骨はいつまで自宅に置いてもいい?納骨のタイミングは?

*どこに埋葬(納骨)するのですか?

*赤ちゃんを納骨しない選択-手元供養の実態

*ご家族と意見が違うときは?

*手元供養のケアの方法

★お骨が残らないことはありますか?

★よくある質問と回答

★最後に

★死産した赤ちゃんの遺骨はどうすればいいですか?

お骨をどうするかは、ご家族の気持ちや暮らし方、ご親族の考えによってさまざまです。どれかひとつに決める必要はなく、組み合わせる方もいらっしゃいます。

選択肢

良い点

気をつける点

自宅での手元供養

毎日そばで声をかけられる。後から納骨もできる

湿気の多い時期はカビへの配慮が必要。置き場所に迷う方も

お墓・納骨堂への納骨

気持ちの区切りになったという声がある。

ご家族のお墓に一緒に入れられる

合祀した場合など、一度納骨すると元に戻せないことがある

永代供養

お寺や霊園に供養と管理を任せられる。赤ちゃんのための供養塔を設けているところもある

合祀した場合など、一度納骨すると元に戻せないことがある

分骨して併用

手元にも置き、お墓にも納められる。遺骨ペンダントなどに一部を納める方も

分骨したお骨を後から別のお墓に納めるときは「分骨証明書」が必要とされている

選択肢

良い点

気をつける点

自宅での手元供養

毎日そばで声をかけられる。後から納骨もできる

 

湿気の多い時期はカビへの配慮が必要。置き場所に迷う方も

お墓・納骨堂への納骨

気持ちの区切りになったという声がある。

ご家族のお墓に一緒に入れられる

合祀した場合など、一度納骨すると元に戻せないことがある

永代供養

お寺や霊園に供養と管理を任せられる。赤ちゃんのための供養塔を設けているところもある

合祀した場合など、一度納骨すると元に戻せないことがある

分骨して併用

手元にも置き、お墓にも納められる。遺骨ペンダントなどに一部を納める方も

分骨したお骨を後から別のお墓に納めるときは「分骨証明書」が必要とされている

★手元供養とは?赤ちゃんとの過ごし方

手元供養とは、お子さまのお骨やメモリアル品などを添えて、自宅にお子さまのスペースを作り、お子さまへの深い愛情と想いを形にすることです。

アンケート結果では、お骨を残せたママ・パパの80%以上が手元供養を選択されています。

*手元供養のやり方

■お子さま専用のスペース作り

・小さな仏壇やおうちを設けて、お骨を添えます。

・写真、エコー写真、へその緒、髪の毛、お爪なども一緒に置くママ・パパが多くいらっしゃいます。

 

■メモリアル品の活用

・遺骨ジュエリー(お骨の一部をアクセサリーに加工)

・メモリアルボックス

・名前や誕生日を刻印したアイテム

 

■実際にママ・パパ伺った声

・「soramusubiの天使の想い箱が届いてからは、リビングに娘の居場所ができ、上の子や夫も日常的に娘に挨拶したり話しかけるようになりました。」

・「お骨の一部を遺骨ジュエリーにしました。お骨自体は自宅にお部屋を作ってプレゼントに囲まれています。」

・「お骨はお墓へ。自宅では、へその緒、お花やお菓子を添えています。」

・「指輪を購入し誕生日と名前を刻印しました。結婚指輪の下に付けて毎日一緒です。」

・「自宅でsoramusubiさんのメモリアル品と一緒に過ごしています。これからおうちと共に大切に心の中で育てたいと思います。」

 

わたしたちsoramusubiでも、子どもたちにピッタリなメモリアル品を数多く製作しています。

子ども用品を選んでいるような温かい気持ちで、メモリアル品をご覧いただけますと幸いです。

*遺骨はいつまで自宅に置いてもいい?納骨のタイミングは?

「赤ちゃんの納骨はいつまでにすべきか」という質問に対する明確な答えはありません。ママ・パパのお気持ちやお考えが最も大切です。言い換えれば、それぞれのペースで、気持ちの整理ができたと感じたとき、納骨も選択肢のひとつになると考えています。

※遺骨(お骨)を自宅に置いておける期間や、納骨の時期に、法律上の決まりはないとされています。

 

「納骨しなければ成仏できない」「子どもがかわいそう」といった声を耳にすることもありますが、これは俗説であり、仏教の考え方からも納骨しないと"成仏ができない"、"かわいそう"といったことはありません。

一度納骨をすると、戻すことはできなくなるため、ママ・パパのご意向を周囲にも伝え、しっかりと話し合う必要があります。

 

■納骨のタイミングに関する実態

流産・死産・新生児死などでお子さまとのお別れを経験されたママ・パパのうち、どのくらいの方が納骨をされたかを伺いました。納骨については、世代間でも考え方の違いがあり、正解・不正解のない問題です。

お骨を残せた方のうち、納骨をされた方は13%でした。大多数の方は手元供養を続けていらっしゃいます。

納骨された方の多くは、「心が落ち着くまで自宅で一緒に過ごし、気持ちの整理ができた段階で納骨を決めた」とおっしゃっていました。

 

■世代間の考え方の違い

納骨をされた方の中には、「本当は自宅に残したかったけど、義実家のこだわりが強く納骨したくないと言い出せなかった」と、ご実家・義実家のこだわりが強く、納骨せざるを得なかったとの声もありました。

 

世代によっては「納骨しなければ成仏できない」という考えがあることも多いですが、これは俗説です。仏教的な観点からも、納骨しないことで成仏できないということはありません。

きっと、おじいちゃん・おばあちゃんも、深い悲しみの中にいるママ・パパを見て、心を痛めていらっしゃるのではないでしょうか?

ママ・パパを想い、納骨を勧める前に「ママ・パパがどうしたいのか」、その気持ちをぜひ聞いていただきたいです。

*どこに埋葬(納骨)するのですか?

お骨を土に埋める(埋蔵する)のは、墓地として許可を受けた場所に限るとされています

納める先には、ご家族のお墓のほか、納骨堂や、お寺・霊園の永代供養墓などがあります。赤ちゃんのための供養塔を設けているお寺や霊園もあります。

ご自宅の庭などにお骨を埋めることはできないとされていますが、お骨をおうちに置いて手元供養をすることを禁じる法律はないとされています。

*赤ちゃんを納骨しない選択-手元供養の実態

アンケート結果では、納骨せず、手元供養や遺骨ジュエリーにして一緒に過ごしていらっしゃる方は87%でした。

納骨については、「ゆくゆくはするつもり」という方と、「納骨する予定はなく、自分(ママ・パパ)のときに一緒に」という方、どちらもいらっしゃいました。結果だけを見ると、多くのママ・パパがご自宅で一緒に過ごされているようですが、前述の通り、正解・不正解はありません。

ご自身が一番納得できる方法を選んでくださいね。

 

納骨をしない選択をされた実際のママ・パパの声をいくつかご紹介させていただきます。当事者のリアルな声を多くの方に知っていただけますと幸いです。

・「いつかは納骨をしなくちゃいけないのか、判断できずにいます。」

・「4年経ちますが、手元供養です。納骨したら最後の別れかと思ってしまい辛いからです。」

・「手元供養しています。納骨する予定はありません。自分の時に一緒に納骨する予定です。」

・「ずっと、そばに一緒にいたいので、納骨する予定はないです。」

 

ほかにもお子さまへの想いや過ごし方について、さまざまな声をいただきました。

お空の子どもたちを想う方法に、”こうしなければならない” といった決まりはありませんので、ママ・パパが一番納得できる方法を、探してみてください。

*ご家族と意見が違うときは?

「早く納骨してあげたほうがいい」と、ご親族から勧められることもあります。世代や地域によって考え方が異なることは少なくありません。

合祀した場合など、一度納骨すると元に戻せないことがあるため、「今はまだ一緒に過ごしたい」という気持ちを率直に伝えてみてもよいかもしれません。分骨して一部を手元に残す方法を選ぶご家族もいらっしゃいます。

*手元供養のケアの方法

流産・死産・新生児死などでお子さまとのお別れを経験されたママ・パパが、手元供養を実践する際の具体的なケア方法についてもアンケートを行いました。

 

ご自宅で一緒に過ごされている場合でも、お骨のケアは何もされていない方がほとんどでした。

特に湿気が多く気温も高い時期は、大切なお骨にカビが生える可能性がありますが、骨壷を密封したり、乾燥剤を入れることで十分に防ぐことができます。

※乾燥剤については、シリカゲルや珪藻土が使用できます。

お葬儀屋さんのお話しでは、百円ショップのシリカゲル(お菓子などに入っているもの)を入れておくだけでも十分効果があるそうです。とはいえ、乾燥剤を入れるために骨壷を開けるのは、心理的なハードルがあるかと思いますので、お気持ちを優先に、無理のない範囲で参考にしてください。

★お骨が残らないことはありますか?

そもそも、「大切な赤ちゃんのお骨を残せるのだろうか」という疑問は、赤ちゃんとのお別れを経験するママ・パパにとって、とても大きくて切実な不安だと思います。

soramusubiがママ・パパを対象に行った調査では、92%のママ・パパが「お骨を残すことができた」という結果が出てました。

一方で、8%のママ・パパはお骨を残すことが叶いませんでした。当事者間でも尋ねるのをためらうほどデリケートな質問ですが、これからのママ・パパのためにとその理由を教えてくださいました。

■お骨を残せなかった理由

・妊娠12週未満でのお別れだった(半数以上)

法律により、妊娠12週以降の赤ちゃんは火葬する必要がありますが、妊娠12週未満の赤ちゃんは火葬を行わないため、お骨を残すことが叶わないという背景があります

 

・お骨を残すのが難しい条件だった(21%)

赤ちゃんの大きさや、火葬場の設備などの条件によっては、小さな赤ちゃんのお骨を残すことが難しい場合があります。ただ、火葬場によっては、お骨が残りやすいように火力を細かく調整してくれたり、火力の弱い「朝いちばんの枠」をおすすめしてくれるところもあります。

心身ともにお辛い時期に確認をすることは決して簡単ではありませんが、可能であれば、事前に火葬場へ「お骨を残したい」という希望を伝えておくことが大切です。

(赤ちゃんの火葬までについてこちらの記事で詳しく解説しています。)

・お骨を残せると知らなかった(16%)

医療機関での説明が十分でなかったり、事前に情報を得る機会がないままお見送りをしてしまうケースもあります。後になってSNSなどで知り、「残してあげられたのかもしれない」とご自身を責めてしまうママ・パパもいらっしゃいます。

★よくある質問

Q1: 死産した赤ちゃんの遺骨(お骨)はどうすればいいですか?

A: ご自宅での手元供養、お墓・納骨堂への納骨、お寺や霊園での永代供養、分骨して手元供養と納骨を併用する、といった方法があります。納骨の時期に法律上の期限はないとされており、急いで決める必要はありません。soramusubiのアンケート(313名、2023年9月)では、お骨を残せたママ・パパの80%以上が手元供養を選んでいました。

Q2: 赤ちゃんのお骨が残らないことはありますか?12週未満の場合はどうなりますか?

A: 週数が早い場合や火葬の条件によっては、お骨がほとんど残らないことがあるといわれています。お骨が残らなかった場合でも、お遺灰をお骨壷に入れて持ち帰る方も多くいらっしゃいます。妊娠12週未満(妊娠4か月未満)の赤ちゃんは火葬を行わないため、お骨を残すことはできません。病院によっては、へその緒などを受け取れる場合もあります。

Q3: どこに埋葬(納骨)するのですか?自宅の庭に埋めてもいいですか?

A: お骨を土に埋める(埋蔵する)のは、墓地として許可を受けた場所に限るとされています(墓地、埋葬等に関する法律 第4条)。納める先には、ご家族のお墓のほか、納骨堂や、お寺・霊園の永代供養墓などがあります。ご自宅の庭に埋めることはできないとされていますが、お骨をおうちに置いて手元供養をすることを禁じる法律はないとされています。

Q4: 納骨しないと成仏できないのでしょうか?

A: 「納骨しなければ成仏できない」「子どもがかわいそう」という声を耳にすることがありますが、仏教の考え方としても、納骨しないと成仏できないという教えはないとされています。宗派やお寺の考えが気になるときは、菩提寺に相談してみるのもひとつの方法です。ママ・パパの気持ちを第一に考えてよいと、わたしたちは考えています。」

Q5: 遺骨ジュエリーと手元供養を併用できますか?

A: はい、できます。「お墓に納骨しましたが、遺骨ペンダントとしておうちで一緒に過ごしている」というママ・パパもいらっしゃいました。

Q6: 義父母が納骨を勧めていますが、私たちは手元に置きたいです。どう対応すべきでしょうか?

A: 世代によって考え方が異なることは多いです。「合祀した場合など、元に戻せないことがある」ことを伝え、ママ・パパの気持ちを優先してほしいと率直に伝えてみてはいかがでしょうか。

Q7: お骨のケアは何をすべきですか?

A: 特別なケアをしていない方が多いですが、湿気対策として乾燥剤を入れ、骨壷を密封することで十分です。心理的な負担にならない範囲で行いましょう。

Q8: お骨壷の移し替えは可能なのでしょうか?

A: はい、できます。お骨壷の移し替えについては『赤ちゃんの骨壷とお骨の移し替えについて』の記事でご紹介しています。

★最後に

1人でも多くのママ・パパが後悔のないお見送りができるよう、soramusubiではこうしたデリケートな情報も発信しています。

調べても正解が出てこないお骨、火葬、納骨、供養などについて、たくさんのママ・パパが深いグリーフを抱えながらもお話しして下さいました。

改めて、いつもsoramusubiとともに歩んで下さりありがとうございます。

・この記事を書いた人

soramusubi代表。

soramusubiは、2020年に死産を経験した夫婦が活動しています。わが子とのお別れを経験したママ・パパと一緒になって、お空の子どもたちへの贈りものを製作し、産着の寄付を続けています。

・最終更新日

2026.09.25

・参考にした法令・資料

※墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号)第2条・第4条・第5条 

※soramusubi 手元供養とお骨に関するアンケート

(313名、2023年9月、Instagramのアンケート・質問ボックス・DM)

※soramusubi 骨壷とお骨に関するアンケート(311名、2025年2月)

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