【小さな赤ちゃんの火葬について】

小さな赤ちゃんの火葬について、アンケートを実施し、300名以上の天使ママ・パパがご回答くださいました。

これから小さな、いのちとのお別れを経験するママ・パパにとって、少しでもお役に立てればと思い、アンケート結果をシェアさせていただきます。

小さな赤ちゃんの火葬に関する非常にデリケートな内容です。

どうかご自身のお気持ちを優先で、無理のない範囲で見ていただければ幸いです。

流産・死産・新生児死などでお子さまとのお別れを経験されたママ・パパが、大切なわが子のお見送り(火葬)の際に、誰に来てもらったのかうかがいました。

★ 火葬には誰に来てもらった?

当事者になって初めて知った方も多いと思いますが、妊娠12週以降の赤ちゃんは法律により、火葬する必要があります。

火葬には両家の両親に来てもらう方が半分以上でしたが、中にはコロナ渦でのお見送りのため、親族に会わせられなかったという方もいらっしゃいました。

火葬場は、最後のお別れのようでとても辛く悲しい場所ではありますが、大切なわが子を親族に会わせてあげられて良かったと話してくださる方も多かったです。

きょうだい児については、その子の年齢によっては、小さな赤ちゃんの姿にびっくりしてしまう子もいるので、一緒に連れていく方、やめる方様々でした。

★お骨を残すためにしたこと

赤ちゃんの大きさによっては、火葬後にお骨が残らないことがあります。

大切なわが子のお骨を残すために行ったことを聞きました。


● 熱の弱い朝一番に火葬の予約をする


● 火葬場に連絡、赤ちゃんの大きさを伝え、お骨を残せるか確認する

(火葬場によっては火力を調整してくれる所もあります。)


● お見送りのお品を棺の外に置く

(お見送りのお品は棺の中にいれてあげたくなりますが、お骨を残すために棺の外に置く方も多いです。) 

★どのように火葬の手配をした?

気持ちの整理ができていない中で、わが子の火葬を手配することは難しいかもしれません。

いろいろな方法があるので、ママ・パパのお気持ちや体調に合わせて、参考にしてください。


● ご自身で手配する

ご自身で火葬場へ連絡し予約するため、いくつかの火葬場を比較することができます。

小さな赤ちゃんのお骨を残すために、火力の調整ができるかを確認し、ママ・パパにあった火葬場を選んでみてください。

火葬場をご自身で手配する場合は、役所手続きもご自身で行う必要があります。


● 葬儀会社にお願いする

火葬場の手配や役所手続きの代行、赤ちゃんのお預かりなどもしてくれます。

もちろん内容は業者によってさまざまです。

大手の葬儀会社は棺、仏衣や霊柩車などもセットになった料金形態を提示する場合もあり、小さな赤ちゃんにとって必要のないものまでセットになる場合もあるようです。

ママ・パパ、そして小さな赤ちゃんが必要とするものを準備してもらえる業者を選んでいただければと思います。


● 病院が連携している業者にお願いする

病院によっては連携の業者がある場合も。お骨は戻ってこないことが多いようです。

★最後に

1人でも多くのママ・パパが後悔のないお見送りができるよう、こうしたデリケートな情報を発信させていただきました。

調べても正解が出てこないお骨、火葬、納骨、供養などについて、たくさんのママ・パパが深いグリーフを抱えながらもお話しして下さいました。

改めて、いつもSoramusubiとともに歩んで下さりありがとうございます。

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