水子供養とは|しない選択肢・やり方・費用・お寺の選び方を解説

※最終更新日:2026/07/07
(内容は日々追記・アップデートしています。)

水子供養とは|しない選択肢・やり方・費用・お寺の選び方を解説 soramusubi

※最終更新日:2026/07/07
(内容は日々追記・アップデートしています。)

この記事では、「水子供養」とは何か、その意味や背景、そして実際に小さな赤ちゃんとママ・パパたちがどのように水子供養を行っているのかをご紹介します。

 

「供養って何をすればいいのか分からない」「水子供養ってみんなしてるの?」「供養しないと成仏できないと言われた」──そんな疑問を持つママやパパのために、水子供養の基礎から、宗教的背景、実際の供養方法などをまとめました。

 

深い悲しみの中にいるママ、パパやご家族のみなさまが、自分たちらしい供養の形を見つけるための一助となりますように。

 

わたしたち自身も死産を経験した、ひとりの親として執筆しています。

 

※この記事は、たくさんの天使ママ・天使パパが、深い悲しみの中でも、他のママ・パパのためになればと、つらい気持ちをかかえながらもご経験を教えてくださいました。
当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。ご協力いただいたママ・パパのお気持ちを守るためにも、お願いいたします。

目次

★水子供養とは

★子供養はしないといけない?

★水子供養を行う理由

★水子供養ができる寺院はどこ?

★水子供養の依頼手順

★水子供養の費用・お布施の相場

★水子供養の方法(お寺・自宅)

★よくある疑問

★最後に

★水子供養とは

水子供養(みずこくよう)とは、流産、死産などでお空へ旅立った赤ちゃん(水子)のために行う供養のことです。「水子」とは、仏教用語で「この世に生まれる前に亡くなった子ども」のことを指します。

 

日本では古くから、どのような命も尊いものとして扱われてきました。

水子供養は単なる宗教的儀式ではなく、赤ちゃんへの感謝、安らかに眠ってほしいという気持ちを届ける行いです。そして、ママ、パパが悲しみと向き合い、赤ちゃんと共に歩んでいくためのきっかけづくりでもあります。

★水子供養はしないといけない?

 水子供養は、必ずしなければならないものではありません。
 「しなければ祟られる」という言い伝えもありますが、仏教的な根拠はありません。

 大切なのは、ママ・パパが「この子のために何かしたい」と感じたときに、 自分たちに合ったタイミングで行うことです。形式的な供養よりも、心の中で手を合わせること、 お名前を呼ぶこと、メモリアル品を手元に置くことも、立派な供養のかたちです。

★水子供養ができる寺院はどこ?

■家の菩提寺(ぼだいじ)※

先祖代々のお墓がある菩提寺があれば、まずはそこに相談する方が多いです。家族の一員として、先祖と共に供養してもらえます。

一方で、「菩提寺では水子供養を受け付けていなかった」「気持ちに寄り添ったお寺にお願いしたかった」という理由で、別のお寺に依頼する方もいます。

 

菩提寺(ぼだいじ)とは

ご家族やご先祖のお墓があり、葬儀や年忌法要などの供養をお願いしてきた「家にとってのお寺」を指します。

 

水子供養専門寺院

全国には水子供養を専門に行っている寺院があります。これらの寺院では、水子供養を行う環境が整っており、ママやパパの気持ちに配慮した対応をしていただける寺院が多いです。

 

水子供養塔のある寺院

多くの寺院には「水子供養塔」や「水子地蔵」が設置されています。こうした施設がある寺院では、定期的に供養の法要が行われていることが多いです。

 

最近では宗教を問わず受け入れている寺院が多く、施設の雰囲気や住職さんの対応など、心に響く寺院を選ぶことも大切です。

(事前に訪問して、雰囲気を感じてみるのも良いかもしれません。)

 

また、寺院ではなく、ご自宅で水子供養をされた方もいらっしゃいます。

自宅での供養については、後述する供養の具体的な内容(■自宅での供養)を確認ください。

★水子供養の依頼手順

水子供養を依頼する一般的な手順は以下の通りです。

 

1.情報収集

インターネットや口コミなどで、水子供養を行っている寺院の情報を集めます。家の菩提寺がある場合は、まずそちらに問い合わせるのが一般的と言われています。

 

2.電話での問い合わせ

寺院に電話し、水子供養の受け付けをしているか確認します。この時点で、おおよその費用や必要なもの、供養の内容について尋ねておくと安心です。

また、何か希望があれば、このタイミングで一度、お話しください。

中には、事前に直接、住職さんと会って、「不安や疑問を解消し、自身の希望を伝えた。」という方もいらっしゃいました。

 

電話での問い合わせや住職さんとの面談の際、以下のような点を相談される方が多くいらっしゃいます。

 

・供養の方法や流れ

・必要なものや準備しておくべきこと

・費用の詳細

・今後の供養や法要について

・特別な希望(例:名前をつけたい、手紙を納めたいなど)

 

3.日程調整

供養を行う日時を決めます。四十九日など宗教的な意味がある日や、月命日など赤ちゃんとの思い出の日などを選ぶ方もいます。

 

4.必要なものの準備

寺院の指示に従って、必要なものを準備します。一般的には以下のようなものが必要です。

 

・お供えもの(お花、お菓子など)

・お布施(寺院によって相場が異なります)

・ある場合はお骨

・エコー写真など思い出の品(希望する場合)

 

5.当日の流れ

・指定された時間に寺院を訪れます。

・住職さんの指示に従って、読経や法要に参加します。

・水子供養の授与品(御札、肌身御守、絵馬など)があれば受け取ります。

 

6.継続的な供養

初回の供養後も、お誕生月や節目に合わせて、定期的に寺院を訪れてお参りすることができます。

供養した寺院が遠方の場合、ご自宅に赤ちゃんのメモリアルスペースを設け、自宅でも心を込めて供養を続ける方もいらっしゃいます。

わたしたちは、月に1回のペースで水子供養をしていただいた寺院へ訪れ、手を合わせています。

★水子供養の費用・お布施の相場

水子供養の費用は寺院によって異なりますが、一般的には1万円〜3万円程度が相場です。ただし、地域や寺院の格式によって大きく異なる場合がありますので、事前に確認することをお勧めします。

 

何より大切なのは、自分たちの気持ちに合った供養の形を見つけることです。不安なことや分からないことがあれば、遠慮なく寺院に相談してみましょう。多くの住職さんは、悲しみを抱える家族の気持ちに寄り添ってくれるはずです。

★水子供養の方法(お寺・自宅)

■読経(お経をあげて赤ちゃんの魂を安らかに祈る)

読経とは、僧侶の方が経典を唱えることで、亡くなった命の魂が迷わず、静かに成仏できるよう祈る行いです。水子供養では、赤ちゃんの魂をやさしく包み込むような時間として、多くのお寺で行われています。

 

■命名供養(赤ちゃんのお名前を読経の中で読み上げていただくことも)

命名供養とは、ママ、パパが赤ちゃんにお名前を贈り、そのお名前をお経の中で読み上げてもらう供養です。たとえ短い命であっても、「わが子」として名を呼んでもらうことは、ママ、パパにとっても、赤ちゃんにとっても特別な意味を持ちます。

※戒名を授かって供養される方もいらっしゃいます。

 

■塔婆供養(赤ちゃんの名前を書いた塔婆を建てる)

塔婆(とうば)とは、先祖や故人の供養のために建てる木製の細長い板です。

水子供養では、この塔婆に赤ちゃんのお名前や供養の願いを書いてもらい、お寺の敷地や地蔵堂に立ててもらうことがあります。

 

■納骨供養(お骨がある場合、お寺で納骨してもらう)

火葬を経てお骨が残った場合、納骨という選択肢もあります。

お寺によっては、水子専用の納骨堂や供養墓(合同供養塔)を設けており、そこへ納骨することができます。

※一度、納骨すると基本的には手元に戻ってきません。ご自宅で手元供養としてともに過ごし、気持ちの整理がついてから納骨する方もいます。

 

■お地蔵さまへのお供え(おもちゃ、お花、お菓子など)

多くのお寺には、水子を守るお地蔵さまが祀られています。

赤ちゃんの好きそうなお菓子や、小さなおもちゃ、きれいなお花などをお供えし、

「いつも見守ってくれてありがとう」「どうか寂しくありませんように」と、やさしく手を合わせます。

 

■自宅での供養(手元供養)

ご自宅にお仏壇やメモリアル品を飾るスペースを設け、赤ちゃんの居場所を作り、そこで供養を行います。

わたしたち、Soramusubiは、”世界で唯一、お空へ旅立った赤ちゃんへの想いを形にするメモリアルショップ”として、

自分なりの子育てができる空間を作る”赤ちゃんのためのおうち”や、

赤ちゃんのお名前、誕生日、命日や体重、身長を刻印できるメモリアル品など、多数の贈りものを取りそろえています。

手元供養を検討されている方は、こちらよりご確認ください。

★よくある質問

Q1. 水子供養は必ずしないといけない?

A. 必須ではありません。心の中で手を合わせるだけでも十分な供養になります。

Q2. お骨は持っていかないといけない?

A.  多くの寺院では、お骨がなくても水子供養を行えます。

 流産や死産などでお骨が残らないケースも多いため、「気持ちがあれば十分です」と受け入れてくださる寺院がほとんどです。

Q3. お寺での供養と自宅供養、どちらが良いですか?

A. どちらも間違いではありません。ご自身のお気持ちが落ち着く方法を選んでください。

Q4. 位牌(いはい)は必要ですか?

A. 必須ではありません。

 位牌とは故人を偲ぶための「かたち」のひとつであり、水子供養も希望すれば位牌を作ることができます。

※位牌の代わりに、小さな写真立てやお名前のカード、想いを込めたメモリアル品でそっと祈る方も多くいらっしゃいます。

 形式にこだわらず、ママ・パパが「この子のために用意したい」と思うもので大丈夫です。

Q5. 戒名は必要ですか?

A. 必須ではありません。

 水子供養では、戒名(仏教の法名)を授かる場合と、ご家族がつけた名前(胎児ネームなど)で読経していただく場合の両方があります。

「名前を呼んでもらえたことが嬉しかった」「仏さまの名前をいただいたことで安心できた」という声もありますが、名前をつけない選択もまったく問題ありません。気持ちが整ってから考える方も多いです。

Q6. 供養の時期は決まっていますか?

A. 命日や初盆に行う方が多いですが、ママ、パパのタイミングで大丈夫です。

Q7. 宗派は関係ありますか?

A. 基本的には宗派を問わず受け入れてくださる寺院が多いですが、事前に確認すると安心です。

Q8. 自宅で供養する場合、何を用意すればいいですか?

A. メモリアル品、お花、お線香、写真、赤ちゃんへのお手紙など、赤ちゃんとの思い出の品を並べてみてください。

Q9. 水子の“たたり”があると聞いて不安です……

A. 心配しなくて大丈夫です。

 「水子のたたり」は、過去の迷信や言い伝えにすぎず、仏教的な根拠もありません。

 赤ちゃんたちは決して「恨む」存在ではなく、むしろママ・パパを守りたいと思っている存在だと、私たちは考えています。

★最後に

水子供養は、お空へ旅立ったわが子への愛情を表現するとともに、残されたママ、パパやご家族が悲しみを受け止め、わが子と共に歩んでいくための大切な過程です。

お骨の扱い、位牌や戒名の必要性など、様々な疑問や不安があるかもしれませんが、これらは全て家族の意思で決めて良いことです。菩提寺や地域の寺院に相談し、自分たちに合った方法を見つけることが大切です。

どんなことでもお気軽にご連絡ください

メモリアル品に関してのご質問や、
「ちょっと気になることがある」「話を聞いてほしい」など、個別のご相談もお受けしています。お気軽に公式LINEへお問い合わせください。
(お問い合わせ後、24時間以内に返信いたします。)

よくある質問

Q1. 水子供養は必ずしないといけない?
必須ではありません。心の中で手を合わせるだけでも十分な供養になります。
Q2. お骨は持っていかないといけない?
多くの寺院では、お骨がなくても水子供養を行えます。

流産や死産などでお骨が残らないケースも多いため、「気持ちがあれば十分です」 と受け入れてくださる寺院がほとんどです。
Q3. お寺での供養と自宅供養、どちらが良いですか?
どちらも間違いではありません。ご自身のお気持ちが落ち着く方法を選んでください。
Q4. 位牌(いはい)は必要ですか?
必須ではありません。

位牌とは故人を偲ぶための「かたち」のひとつであり、水子供養も希望すれば位牌 を作ることができます。

※位牌の代わりに、小さな写真立てやお名前のカード、想いを込めたメモリアル品で そっと祈る方も多くいらっしゃいます。

形式にこだわらず、ママ・パパが「この子のために用意したい」と思うもので大丈夫です。
Q5. 戒名は必要ですか?
必須ではありません。

水子供養では、戒名(仏教の法名)を授かる場合と、ご家族がつけた名前(胎児ネ ームなど)で読経していただく場合の両方があります。

「名前を呼んでもらえたことが嬉しかった」「仏さまの名前をいただいたことで安 心できた」という声もありますが、名前をつけない選択もまったく問題ありません。気持ちが 整ってから考える方も多いです。
Q6. 供養の時期は決まっていますか?
命日や初盆に行う方が多いですが、ママ、パパのタイミングで大丈夫です。
Q7. 宗派は関係ありますか?
基本的には宗派を問わず受け入れてくださる寺院が多いですが、事前に確認すると安心です。
Q8. 自宅で供養する場合、何を用意すればいいですか?
メモリアル品、お花、お線香、写真、赤ちゃんへのお手紙など、赤ちゃんとの思い 出の品を並べてみてください。
Q9. 水子の「たたり」があると聞いて不安です……
心配しなくて大丈夫です。

「水子のたたり」は、過去の迷信や言い伝えにすぎず、仏教的な根拠もありません。

赤ちゃんたちは決して「恨む」存在ではなく、むしろママ・パパを守りたいと思っ ている存在だと、私たちは考えています。