出産祝いは贈るべき?流産・死産・新生児死を経験したご両親へ贈りたいメモリアル品の選び方

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※最終更新日:2025年5月28日

(内容は日々追記・アップデートしています。)

妊娠の報告を受けて、心から祝福し、出産祝いを準備していた矢先。

突然届いた、流産、死産、新生児死という悲しい知らせ──。


戸惑いや悲しみ、そして「自分に何ができるだろうか」という思いを抱く方も多いのではないでしょうか。


本記事では、そんな大切な人を想うあなたに向けて、実際に流産・死産・新生児死を経験したご家族の声をもとに、

「贈ってよかったもの」「贈る際の配慮」などを紹介していきます。


贈りものの形だけではなく、その背景にある“気持ち”の大切さにも触れながら、そっと寄り添うヒントになると幸いです。

わたしたちのもとには、SNSを通して、膨大な数の当事者の「リアルな声」が集まります。

この当事者の声を発信していくこと。それが、当事者の想いを社会へ伝える一歩だと考えています。


全員が同じ考えではないことは承知の上ですが、流産・死産・新生児死を経験したママ・パパが、周囲の何気ない行動、言葉によって傷つく機会を減らせるよう、当記事をお届けします。


調査方法:Instagramのアンケート機能、質問ボックス、DM

調査日:2025年3月23日~24日


※この記事は、たくさんの天使ママ・天使パパが他のママ・パパのために、つらい気持ちを抱えながらも、ご経験を教えてくださいました。

当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。(悲しいことにSoramusubi内コンテンツの無断転載・コピペをお見受けしています。)

ご協力いただいたママ・パパのお気持ちを守るためにも、お願いいたします。

★出産祝いは贈っていいの?

一般的な「出産祝い」としての贈りものは避けた方がよいケースが多いです。

とはいえ、「何かしてあげたい」「想いを伝えたい」という気持ちはとても尊いものです。

その想いを、「お祝い」ではなく「寄り添い」や「記憶を大切にする贈りもの」という形で届けることは、ママやパパの心に深く響くことがあります。


また、ご友人から贈りものを受け取った多くのママやパパが「この子の存在を認めてもらえたことが何より嬉しかった」と語っています。

たとえ短い時間だったとしても、「確かにここに生きていた」と認識されることは、大きな救いになります。

■贈るタイミングにも配慮を

相手がどのような気持ちでいるかを想像することが大切です。

無理に何かを渡そうとせず、相手が望むタイミングで贈りものを届けること、そして言葉の掛け方や行動を通した、寄り添う姿勢が大切です。

★実際にもらって嬉しかった贈り物とは

流産・死産・新生児死などでお子さまとのお別れを経験されたママ・パパに、実際に貰って嬉しかった贈りものの例を紹介します。


お花(生花・プリザーブドフラワー)

香りが心を癒してくれる花は、多くの方に喜ばれています。特にプリザーブドフラワーは長持ちし、思い出の品として大切に飾ることができます。


メモリアル品

赤ちゃんの存在を「忘れない」、「形に残したい」という思いを汲み取った贈りものが、深く心に響くことがあります。

・ガラスドームに入ったドライフラワー

・赤ちゃんのイニシャルが刻まれた一輪挿し

・毛糸で編まれた小さなマット(へその緒やお骨を置くため)


わたしたち、Soramusubiは、世界で唯一、"お空っ子への想いを形にする"メモリアルショップを運営しています。

誰もが、お空っ子のための特別で可愛らしい空間を作り出すことのできるメモリアル品を取り揃えています。

贈りものを検討されている方は、こちらよりメモリアル品一覧をご覧いただけます。


※プレゼントとしてご利用の場合

ご注文者名と送付先名(お届け先住所)の宛名が異なる場合でも、お届けが可能です。

お買上明細書などの金額が分かるものは同梱されません。

特別なご事情がある場合は、Soramusubiの公式インスタグラムのDM公式LINEまたは、メール(info@soramusubi.com)よりお知らせください。

その他にもお菓子や絵本などを贈りものとして、受け取ったとのお声もありました。

★贈るときの注意点──思いやりと距離

無理に明るくしようとしない

「元気出して!」「前向きにね!」といった励ましの言葉が、逆にプレッシャーになることがあるため、言葉選びには細心の注意を払う必要があります。


相手の信仰・文化を尊重する

宗教や文化により「死」への捉え方は異なります。宗教的な表現や行動は慎重に選びましょう。


こちらでは、「当事者への声の掛け方」について詳しく説明しています。ぜひ、ご参考にしてください。

★忘れないこと、それが一番の贈りもの

赤ちゃんとお別れをしたママ、パパにとって、「この子の存在を覚えていてくれたこと」ほど、心に残ることはありません。

モノではなく、思い出や時間を共有するという視点で贈りものを考えてみることも大切です。


「一緒に過ごしたのは短い時間だったけど、気にかけてくれる人がいた」

そんな優しい想いが、ママやパパにとっては大きな支えとなります。

★よくある質問(Q&A)

Q:すでに用意していた出産祝いは、どうするべき?

贈らずにしまっておく、もしくは相手に確認をとってからお花、メモリアル品などに変えて贈ると良いかと思います。


Q:どんなメッセージを添えればいい?

「言葉が見つからないけれど、心からあなたと赤ちゃんのことを想っています」

「無理しないで、自分のペースで過ごしてね」

「いつでも連絡してね、話したくなったときはそばにいるよ」

など、シンプルで思いやりのある言葉を選びましょう。

当事者への声の掛け方についてこちらで詳しく説明しています。ぜひ、ご参考にしてください。


Q:贈りものは郵送でも大丈夫?

はい。無理に会おうとせず、手紙やメッセージカードを添えて郵送することで、相手の負担を減らしつつ気持ちを伝えることができます。

★最後に

深い悲しみの中にいるママ、パパに、どう接していいか分からない──それは誰にとっても難しいことです。

けれど、ほんの少しの配慮と「忘れていないよ」という優しい気持ちが、何よりも心の支えになります。

この記事が、あなたの大切な人に寄り添う一助となれば幸いです。

本記事に関すること、それ以外も含め、

どんなことでもお気軽にご連絡、相談ください。

メモリアル品に関してのご質問や、

「ちょっと気になることがある」「話を聞いてほしい」など、個別のご相談もお受けしています。お気軽にお問い合わせください。

(お問い合わせ後、24時間以内に返信いたします。)

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