メモリアル品とは?亡くなった赤ちゃんへの贈りもの
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※最終更新日:2025年5月28日
(内容は日々追記・アップデートしています。)
小さなわが子とのお別れを経験されたママ・パパやそのご家族にとって、赤ちゃんを想い、形に残せる「メモリアル品」は、心の支えや寄り添いとなる存在です。
「わが子との思い出を大切に残したい」「これから一緒に作っていきたい」—そんな想いを形にするメモリアル品についてご紹介します。
また、実際にメモリアル品をお迎えしたママ、パパの感想や日常の変化についても、届いたお声を共有します。
※この記事は、メモリアル品を迎えた、たくさんの天使ママ・天使パパが、深い悲しみの中でも、他のママ・パパのためになればと、つらい気持ちをかかえながらもご経験を教えてくださいました。
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★メモリアル品とは?
メモリアル品とは、お空へ旅立ったわが子の存在を証明し、思い出を残し、今後も一緒に作り上げていく際の手助けになる特別なものです。
「赤ちゃんのおうち」、「お骨壷」、「メモリアルベア」、「遺骨ジュエリー」などがあり、これらは単なる「モノ」ではなく、愛するわが子との絆を感じられる大切なメモリアル品です。
ママ、パパにとって、形に残るメモリアル品は「赤ちゃんが確かにここにいたことを実感」でき、自分なりの子育てができる特別な空間を作り出してくれます。

★実際に選ばれているメモリアル品
多くのご家族が選んでいるメモリアル品には、以下のようなものがあります。
■ジュエリー
メモリアルペンダントや遺骨ジュエリーなど、肌に身につけられるメモリアルジュエリーは、常に赤ちゃんを近くに感じられる人気の選択肢です。
赤ちゃんの誕生月や出産予定月の誕生石を使ったもの、赤ちゃんの名前や誕生日が刻印できるものや、小さな遺骨を封入できるものまでさまざまなジュエリーがあります。
■赤ちゃんのお名前や日付を刻んだメモリアル品
赤ちゃんのお名前や生まれた日、お空へ旅立った日を刻むことで、シンプルながら世界に一つだけの特別なメモリアル品となります。
例えば、金属やアクリル製のプレート、木材で作られた一輪挿しやネームプレートなどがあげられます。
天使のネームプレート(左)。天使のはな結び(右)
■フォトフレーム・アルバム
エコー写真や出産時に一緒に撮った写真を飾るための「フォトフレームやアルバム」、赤ちゃんの小さな手形、足形やへその緒など、思い出の品を収めるための「メモリアルボックス」などがあげられます。
■お仏壇に代わるメモリアルスペース
伝統的なお仏壇とは異なり、形式的なデザインにとらわれない「赤ちゃんのためのおうち」や「メモリアルシェルフ」などがあげられます。
こういったメモリアルスペースの中で、「わが子に語りかけたり」、「お線香をあげたり」、「お花を飾ったり」と、自分なりの子育てができる特別な空間を作り出してくれます。
他にも赤ちゃんの名前をつけたメモリアルプラント(植木)やメモリアルベア(出生時の赤ちゃんの体重と同じ体重のクマのぬいぐるみ)などもメモリアル品として、
お迎えされているママ・パパもいらっしゃいます。

以下は、メモリアル品をお迎えしたママ・パパの実際のお声です。
・「手のひらサイズの骨壷に、名前を入れてもらいました。毎朝『おはよう』と声をかけています。」
・「"天使の想い箱"をお迎えしてから、娘の居場所ができて、家族みんなが自然と手を合わせるようになりました。」
・「メモリアル品が届いたことで、骨壷を見るたびに辛かった気持ちが少しずつ落ち着き、“そこに行けば娘に会える場所”ができました。」
・「これまで暗い気持ちだったのがワクワクに変わり、“わが子のスペースが作れる”ということで、少し前向きな気持ちになれました。」
・「夫婦で赤ちゃんの名前入りの指輪を作ってから、お互いに想いを共有しやすくなり、自然と赤ちゃんの話をする時間が増えました。」
自分たちらしいメモリアルスペースを作り、わが子との絆を育み、思い出をつくられています。

★友人や家族が、メモリアル品を贈る際の配慮
友人や家族から、メモリアル品を贈る際には以下の点に配慮する必要があります。
・事前の確認
直接的に聞くのが難しい場合は、近しい人を通じてメモリアル品を贈ってもよいか?の意向を確認する
・タイミング
悲しみの最中ではすぐに受け取れない場合も考慮する
・メッセージ
「赤ちゃんの存在を忘れていないよ」という思いを添える
・プレッシャーをかけない
「元気を出して」などの言葉は避ける
こちらの記事では、友人、家族としてお空へ旅立った赤ちゃんのママ、パパへの贈りものに関して纏めています。

★グリーフケアとメモリアル品
メモリアル品は、グリーフ(悲嘆)ケアの一環として心の回復を助けることがあります。
・わが子の存在の確認
「確かにここにいた」という実感を持つ助けになる
・これからも続く子育て
お別れした後もメモリアル品を通して、自分なりの子育てができる
・表現の場
言葉にできない感情を形にする手段となる
・分かち合い
家族や周囲の人と思いを共有する場になる
それぞれが感じる愛情や想いを形にし、大切な人たちと共にその想いを分かち合うことができる、心温まるものになります。

★最後に
お空へ旅立ったわが子の存在を「なかったこと」にせず、家族の一員として大切に想い続けること。
それを支えてくれるのが、メモリアル品です。
どんなかたちでも、ママ、パパと赤ちゃんをつなぐ大切な存在に変わりはありません。
わたしたちSoramusubiも、想いに寄り添った商品や空間づくりをお手伝いしています。
自分なりの子育てができる空間を作る”赤ちゃんのためのおうち”や、
赤ちゃんのお名前、誕生日、命日や体重、身長を刻印できるメモリアル品など、多数の贈りものを取りそろえています。
大切なわが子へのプレゼントとして、ご興味のある方は、こちらより、ご確認いただけます。
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